毎年、蕾では梅干を漬けています。
6月の半ばに青梅を塩漬けにし、梅酢があがってきたら、赤紫蘇の登場です。
塩を赤紫蘇にふりかけ、揉み込んで灰汁をだします。
この仕事は、店で梅干を漬けだしてからずっとスタッフのＹさんが受け持ってくれています。
何回か灰汁だしを繰り返して、紫蘇をギュと丸めます。
それからは、簡単です。
容器の中の梅酢をボールに入れて、其の中で丸まった紫蘇をほぐし、キレイな色が出たら、梅の漬かった容器に紫蘇と梅酢を戻します。
灰汁が完全に取り除かれた紫蘇と梅酢の色の何と綺麗なこと…⤴
そうして、このキレイな色が徐々に梅に浸透し、あのキレイで柔らかい梅干しが出来上がるのです‼️
土用干しを経て、梅の色が段々こくなってきました。
美味しく食べられるまでもう少し…🎶
漬かった梅干しは、酢の物や梅雑炊、お握りなど蕾のお料理に使います。
最近流行りの甘い梅干しではなく、しっかりしょっぱい梅干しです。
美味しいですよ‼️
今年の梅干です❗
2021.08.05